NFTをはじめて買うなら、2022年12月がおすすめな3つの理由

  

今年も残りわずか……。

まだNFTを買ったことがないなら、買い手市場となっている今月(2022年12月)がおすすめ。

その理由を以下にまとめました。この記事では「なぜ、今がNFTの買いどきなのか?解説したうえで、厳選のおすすめNFTをご紹介します。

今年も頑張った自分へのXmasプレゼントとして、NFTを買ってみてはいかがでしょう。  

(※暗号資産など値動きの激しい投資商品は、個人の自己責任において、余裕資金の範囲内で行うのが原則です)

【今月がNFTデビューに最適な3つの理由】

理由1:NFTを購入するための通貨「イーサリアム」が低価格(日本円の拠出が少なめでOK)

理由2:NFTを購入する際にかかる、手数料ガス代が低水準(昨年比5分の1程度)

理由3:国内の新規NFTコレクションリリースが相次ぎ、全体的に買い控え傾向。流通するNFTの価格が低水準。

目次

理由1:暗号資産市場の低迷で、少ない資金でもNFTを購入しやすい

2022年12月20日現在、イーサリアム(以下ETH)の市場価格が低水準なので、日本円の出金を抑えて、NFTを買いやすい環境にあります。

(ETH/¥ 前年同月比 36%)

ETHは昨年後半、過去最高値を更新しました。しかし、その後は米中の規制強化や米国株式市場の低迷といった要因の影響を受け、暗号資産全体の市況が低迷しています。

“順調に価格が上がっていたイーサリアムだが、2021年11月からは下落している傾向にある。これは、ビットコインなど他の仮想通貨銘柄にも起こっている現象で、アメリカや中国の仮想通貨規制による影響を受けているものと考えられる。”

(出典:coindesk Japan

“2021年の年末から年明けにかけては、米国が金融引き締めを急ぐことから株式市場が急落。ビットコインもその影響を受けて400万円を割り込むこととなりました。今やビットコインは金融資産ですから、世界中の投資家が注目する米国株動向との相関性が非常に高くなっています。”

(出典:株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド

2022年を通じて見ると、ETHの最高値は1月4日の444,746円、最安値は6月19日の130,919円でした。2022年12月20日現在は160,000円前後で推移しており、低水準と考えてよいでしょう。


参照 https://coinmarketcap.com/ja/currencies/ethereum/

 理由2:購入手数料が、昨年の5分の1くらいのレベル

NFTを購入する際には、ガス代と呼ばれる手数料がかかります。NFTを売り手から自分のウォレットに移すための送料のようなものです。

ガス代は長いスパンの中でも、また一日の中でも大きく変動します。そのためNFTの世界では、せっかくお得にNFTを変えたのに高額なガス代で結構な出費になった、なんてこともよくあります。しかし、2022年12月20日現在はおおむね、今年前半に比べると5分の1程度で程度の水準で推移しており、そうした心配は無用です。

ただし、人気コレクションのリリース時には「トランザクション」といって、ETHが行き交う道路が混雑し、ガス代が高くなります。多くのコレクターが“買い”に走るためです。

具体的に言うと年内最後の大型コレクション「LLAC」が控える12月28日、29日あたりはガス代に注意が必要でしょう。

(出典:Ethariam Gas Chat

理由3:新規有望コレクションの供給過多で、既存のNFTは価格低下傾向


今月、発売済み・予定の有望コレクションのごく一部をご紹介します。

12月11日


12月17日

12月28日

12月28日には「LLAC」という、話題のNFTがリリース予定です。インフルエンサーのしゅうへいさん、デザイナーの猫森うむ子さん、2人の影響力やマーケティング力、デザインのセンスを背景にすでに強力なコミュニティが形成されています。

このコミュニティから生み出されたネットショップ「またたび屋」では、ステッカーやタンブラーなど完売に次ぐ完売。物販だけで1,000万円近く売り上げたとも言われています。NFTリリース前にしてこの人気。ひとつに込められたデザイン力、思想性に大きな期待が寄せられている証です。

2022年12月の国内NFT市場は、素晴らしいコレクションに恵まれています。逆に言うと供給過多で、コレクターたちの購入余力にも限界が生じているのかもしれません。

市場に出回っているNFTコレクションの価格水準は、先月に比べ全体的に低い傾向です。

初心者コレクターにおすすめのNFTコレクションとは?

以下は私のNFT購入や保有経験、また日々の情報収集を基にする、庶民目線で選んだおすすめのコレクションです。

購入経験が浅いうちから高額なNFTを購入するのはおすすめしません。NFTは暗号資産の価格変動やコレクションの人気などにも左右されやすく非常に不安定な資産だからです。

NFTのデザインやコミュニティ、ファウンダーの好みを購入の判断材料とするのが良いと思います。

ただし、初めて購入するなら、以下の条件を満たすものを選びましょう。

(あくまでも私の実体験に基づく考えであり、基本は「DYOR=Do it your own reseach、自分で調べる」です)

  • コレクター1,000人規模以上
    ある程度のコレクター数がいないと、資産価値やコミュニティでの交流に期待しにくいため。
  • list率2%以下
    list率とはコレクション全体のうち、NFTが売りに出される割合を示します。この値が低ければ、NFTを手放すコレクターが少ないということ。長期的にみて価値が目減りしにくいと考えられます。
  • ファウンダーがdiscorodなどで毎日のように発信している
    リリースしたあとのNFTの価値を維持・向上するためには、コレクターたちと活発な交流をしているかも重要な指標でしょう。

おすすめコレクション

【2,000円程度~】

「さぬQN」

ファウンダーのけいすけさんはNFTエンジニアとして多くのコレクションに関わっているインフルエンサー。音声配信VOICYのパーソナリティです。Twitterスペースも活発に行なっています。

【10,000円程度~】

「Halloween Poupelle」 ファウンダーはお笑いタレント、絵本作家の西野亮廣氏。大ヒット映画「えんとつ町のプペル」をモチーフにしたNFTを2022年10月末、ハロウィンの日にリリース。



「kamiyo」 「古事記プロジェクト」 という舞台、音声コンテンツなど幅広い活動を繰り広げる組織から生み出されたコレクション。

【50,000円程度+資産価値も狙いたいなら】

「しきぶちゃん」

ファウンダーのBUSONさんというアーティストが制作したイラストから始まったコレクション。「しきぶちゃん」のすでに認知度の高いキャラクターで、2022年9月にはスナック菓子「じゃがりこ」のたらこバター味のパッケージデザインにも使用されています。資金に余裕があり、デザインに惹かれるなら、初心者にもおすすめです。

初心者こそ、買うなら今です

NFT購入までのプロセスは複雑でまだまだ誰でも買える状況ではありません。だからこそ、このような恵まれた市況であっても買い手に圧倒的に有利な状況が続くのです。

ちょっと複雑で面倒。詐欺の危険も低くはありません。でも、そんな今こそ重い腰を上げて、おじさんたちも可愛いコレクションに手を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

今年も頑張ったご褒美に、愛くるしいNFTのひとつくらい手に入れてもいいと思いますよ。

(※暗号資産など値動きの激しい投資商品は、個人の自己責任において、余裕資金の範囲内で行うのが原則です)

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この記事を書いた人

フリーランス ライター&フォトグラファー

NFT投資歴1年の57歳。

百貨店勤務33年、25年間は外商営業経験。
早期退職後のシニアの生きがいとして、NFTの楽しみ方を追求します。

シニア世代で、ITに苦手意識があっても、工夫をすれば誰でもNFTは楽しめます。
簡単さを第一に、自分がつまずいたところ、多くの人がつまずくところをわかりやすく解説します。
職歴を活かしNFTのギフトやアートとしての価値を見出して、発信してい行く思いです。

オリジナリティあふれる切り口でコツコツ投稿します。

足を使って、自腹を切って得た貴重な情報をシェアしましょう。

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